長く勤めるのにちょうどよいサイズの施設です。

山下 裕見子さん

介護福祉士

フォレスト真野・さくら会で
働くことになった
きっかけ・応募動機

私は介護の仕事をするまで、一度も働いたことがありませんでした。でも介護の仕事なら自分にもできるかなと思ったことが、決めた理由です。当時、資格不要で働ける施設があり、これだ!と思って。でも、初めて訪問したときは、2時間で辞めようと思いました。寝たきりの人独特のにおいもあって、これは無理だと。


でも、周りから「あなたになんか勤められない」と言われていたので、とにかく1ヵ月だけ働いて、それから辞めようと。でも、1ヵ月経つまでに気持ちは「楽しいかもしれない」に、変わりました。


最初に働いたのは、他社の介護付き有料老人ホームです。経験を積んで、ケアマネージャーの資格も取得しました。ただ、同じケアマネージャーでも、施設の形態が変わると仕事の内容も変わるもの。年齢を重ねていたこともあり、同じ形態の施設を探していたところで見つけたのが、フォレスト真野です。あとは、面接に来たときの施設長の感じがよかったことも決め手のひとつです。


この仕事をやってきたからこそ
良かったエピソード

私が社会人未経験から介護の世界へ入ったのは、18年ほど前のことです。1ヵ月後にヘルパーの資格を、3年後には介護福祉士の資格を、そして5年後にはケアマネージャーの資格を取得しました。現在は、フォレスト真野の入居者さんを担当しながら、もう1人の担当者、外部を担当している人のサポートを行っています。入居者さんも、ご家族も、全員知っている状態ですね。事務所にいることも多いですが、事務所からはデイサービスの様子も見えるし、用があれば、2階、3階にも行きます。

自宅では「ご飯をつくるのは当たり前」「掃除をするのも当たり前」ですが、ここだと、当たり前のことをしているのに、とても感謝されます。仕事ですが「ありがとう」と言ってくださる。自分の生きる場所、自分を必要としてくれている場所がここにあると思えます。先生も、60歳を過ぎてもまだ働かなきゃと言ってくださる。

介護の世界に初めて来た人とは、最初は二人三脚で、ずっと一緒に仕事をしていました。それから1人立ちして私以上の仕事をこなしていく姿をみるのも楽しいです。あとは、厨房のおいしい食事が300円で食べられることもいいですね(笑)。


介護の仕事に
興味がある or 就職を考えている方へ

先生はいつも「資格ではなく、気持ちのケアをして欲しい」とおっしゃいます。「自分の親を入れたいと思える施設にしていきたい」と。私も、自分の親にされたら嫌なことはしない、自分の親がされたら、きっと側から見ていて嬉しいだろうなということを心がけています。そうすれば、間違いはないと思いますね。

情報の共有が的確にできている職場だと思います。デイサービスも、常に私が現場を見て回るわけではないですが、情報共有が行き届いているので、個別の状態も把握しやすいです。働く職員にとっても、良い点だと思います。

あとは未経験の人、特に若い人にとっては、ゆっくり仕事が覚えられる場所だと思います。シェンの下で介護を勉強するとか、私に付いて居宅で家を回るとか、いろいろ勉強できる場所です。「バリバリ働きたい!」という方は、もっと大きな施設の方が良いかもしれませんが、みんなをよく知って、長く勤めたいと思うなら、きっとちょうど良いサイズです。


山下さんの一日

9時事務作業

  • ケアプランの整理、アセスメントの点検
  • 電話応対
  • ケアマネージャーに同行

12時昼休憩


13時外出

  • 市役所など

14時事務作業

  • ケアプラン作成
  • 電話応対

18時定時